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相手の話をよく聞くについて

 
会話はお互いの言葉のキャッチボールから生まれます。

キャッチボールとは、一回投げて一回受け止めるのが普通ですね。

もし、相手の言い分を一方的に聞いてばかりで、自分が意見をいう隙もなかったら、キャッチボールではありません。

人は伝えたいことがあるときには、つい自分ばかり話してしまったりするものですが、反対の立場になって考えてみましょう。

もし、友達が一方的に自分の言いたいことばかりを言って、自分は話す機会さえも与えられないとしたら・・・

自分は受け入れられてないのではないか…と不安になったりするかもしれません。

もしかしたら、もう友達と会話をしようという気持ちさえなくなってしまうかもしれません。

そして、不安に思っていたりすることは自然と態度にも表れてしまいます。

では、どのように自分の話を聞いてもらうと嬉しいでしょうか?

「あなたのお話に興味があります」ということが伝わってくれば、嬉しいですよね。

相手が少し前かがみの姿勢になり、自分の顔をしっかり見ながら、「はい」だけでなく、「そうなんですか」「それはすごいですね」などと熱心に聞き入れてくれると、自分の話に興味があるという気持ちになりませんか?

また、誰でも自分の話しを熱心に聞いてもらうと気持ちがいいものですし、人は、自分の話しに耳を傾ける人に対して、「受け入れられている」という安心感も生まれます。

昔から「話上手は聞き上手」という言葉がありますが、相手の話をしっかりと聞き、会話が楽しくなる雰囲気を作り出すことで、自分の話も聞いてもらえるのです。
 

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